私のLEGACY B4のオイル交換をして貰っている間に
IMPREZA WRX STI (6MT) に試乗しました。
外見はさておき、これは本当にイイ車でした・・。
かなりの高回転型エンジンのようで、低回転では拍子抜けするほどに
マイルドで大人しいのですが、4000rpm以上からの加速は
類稀な性能を誇っていると思います。
ギヤの繋がりも良く、高回転をキープして走ると
市街地では速過ぎて楽しみもすぐに終わってしまいます。
ブレーキはブレンボ共同開発とのことですが、
ボクスターSと比べるとファーストインプレッションは今一歩のように感じました。
とは言え、機会があれば高速道路や様々な所で乗って見たいクルマです。
エンジンは私のB4と同じEJ20と言う物で、
同じくターボですが、まるでチューニングが違いますね。
(それにしても古くて息の長いエンジンだなぁ・・)
B4は2400rpmでMAXトルクの80%を出力するので、
低速でも気持ちの良い加速をしてくれます。
高回転まで回す必要性は無いわけで、これはこれで
ATを選んで良かったと思えるモデルです。
逆にIMPREZA WRX STIは絶対MTで味わうべきモデルだと思います。
結局何が言いたいかと言うと、同じエンジン、同じターボではあるけども、
クルマの性格やカラーによって住み分けがキッチリ出来ている、ということです。
SUBARUは国産の中ではマニアックなメーカーですね。
トヨタの様に同じエンジン・スペックで"ガワ"だけ違うものにすれば
コスト的に有利なのは百も承知ですが、やはりこれでは物足りなさを感じます。
そこはLEXUSに期待したいところです。
オーナーさんには申し訳ありませんが、
やっぱり外見はカッコイイと思えませんでした。
ガヤルドのようなスーパーカーエクステリアだったらイイですね。
シャシーは元々4WDですから、もちろん4WDで。
とにかく攻撃的、戦闘的なエクステリアをもっと違った形で表現して欲しいと思います。
様々なシガラミがあるとは思うけれど、
ホンダがNSXを持っているのと同じで、商売抜きでやって欲しいですね。
先に述べたような低回転/高回転型の2タイプのエンジンを選択でき、
それに合わせたミッションがパドルシフト(2ペダルMT)と純粋なMTが選べて、
500万円を切って出たら本当に魅力的な車両だと思いました。
そういえばこの話、
あの日に高速道路で
みなさんと話したのを思い出します。
「僕はイージーに楽しみたいからパドルシフトの低回転型でオーダーしたよ」
なーんて、ホント良いと思うんだけどな・・。