前回の続きになります。
どうにも997のことが気になって、
レッカー車を追うようにポルシェセンターに向かいました。
到着すると、私の997がリフトアップされていました。
まだ到着したばかりで不具合の解析はあまり進んでいないようでしたが、
工場長やサービスの方に話を伺って情報収集をしました。
個人的には
インターミディエイトシャフトの破損(IMS問題)ではないかと思っていました。
最近、いろいろなところで良く見かける不具合なので。
もしそうなら、ポルシェAGが保証してくれます。
分かったこと
・今までの事例からして、今回はIMS問題では無い気がするらしい
・IMS問題はエンジンオイルが大量に流れ落ちるのが一般的だが、今回はそうでない
・MT車のエンジンブローで圧倒的に多いのがオーバーレヴらしい
・オーバーレヴの回転域では、ピストンが暴れてシリンダー内を引っ掻いて傷を付ける
・オーバーレヴしたその時は問題なくても、引っ掻き傷がジワジワと効いて、
最終的にエンジンブローすることもある
・私の997は過去にオーバーレヴした記憶がエンジンECUに残っていた
(どれくらい回ってしまったかはレベルで記憶される様だが、
聞いてるのが辛くてあまり覚えていない)
・エンジンブローした場合の修理は、ばらして必要な部品を交換して組み直すか、
新品エンジンに載せ替えるかで、前者は2?0万円、後者は3?0万円掛かる
(?の部分は、初めの「にひゃく・・・」の言葉で頭が真っ白になり、あまり覚えていない)
・IMS/オーバーレヴ問題にしろ、エンジンを降ろさないと本当の所は判らない
・エンジンを降ろして解析する場合、数十万円掛かる(エンジン降ろす工賃)
エンジン降ろす工賃か・・・。
IMS問題だったら工賃も何もかもポルシェAGの全額保証だけど、
オーバーレヴ問題だったら修理代が凄いことになってしまう。
私の997はIMS問題の事例に無い(エンジンオイル流れ落ちてない)し、
オーバーレヴってるって言うし・・・。
もし本当に原因がオーバーレヴだったら、997を手放すしか無いです。
私は修理代に3?0万円は払えません。
(3?0万円って、普通に良い車買えますからね)
ただ、エンジン3?0万円って、確かに高額だけど
新車乗り出し1500万円の997カレラSなら当たり前ですよね。
別に高い訳でもない。
とりあえず、お金の掛からない範囲で解析を進めて貰うようにお願いしました。
(プラグを外して、その穴からエンジンの中を覗く?みたいな作業らしい)
【この日の入庫は何故かカイエンばかり】
カイエン見て、なんだかとても寂しい気持ちになりました。